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その時!!
純平「はぁぁぁ!!」
ズシャッ!!
間一髪のところで現れた純平が子供の頭上に降る瓦礫を破壊し、直撃を阻止した。
敦子「純平!」
純平「ふぃ~、間に合ったな。早く離れて」
純平は子供を避難させ敦子のもとへ向かう。その頃にはヨロイの攻撃も終了していた。
ヨロイ「………」
ヨロイは純平に顔を向けて無言。純平と敦子はウェポンを構えて対峙していた。
──我等が主人の為ならば、喜んで踏み台となりましょう──
純平「!?」
脳裏に聞こえたのはまたしてもアンチの声。するとヨロイの背中から黒い羽根が姿を現した。
ヨロイ「行くぞ!!」
ヨロイは飛翔し純平と敦子に襲い掛かる。
ガシッ!!
純平「くっ!」
敦子「うっ!」
掴まれた二人はアンチに連れられ空へと連れていかれた。
敦子「ちっ!」
ズシャッ!!
敦子は純平を掴む右腕を斬る。純平を拘束していた右腕は離され、解放された。
ドォン!!ドォン!!
すかさず純平はガンモードにして左腕を撃つ。例のごとく左腕を離し敦子を解放した。
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