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Guardianの様子を眺める者がいた。建物の屋上に立ち、戦いが終息を迎えようとしているのをただ見下ろしていた。
ネロ「ヒューマン同士の戦いにアンチの屑を仕込ませて観察したが…なるほど。」
ネロだ。腕組みをして見下ろすネロは戦いを終えて集まる美海達を見ている。
そしてその傍らには黒い衣を身に付けた少女がいる。金髪のサイドアップの髪型に儚げな雰囲気の美少女だが、彼女もまた、アンチなのだ。
??「ネロ……」
ネロ「目当てはいないようだ。ここは任せたぞ、イブ」
イブ「分かった…」
【イブ】と呼ばれた少女は手に持つ厚い本を開いた。
そこには文字らしきもので何かが記されている。
イブ「目覚めの時よ……58ページ目のアンチ」
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