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二人が到着したのは302号室の空き部屋で、今回の対象はその下の階にいるのだ。 本部との連係を済ませ、隣と上下の部屋は空き部屋にしてもらったのだ。 敦子「この下にターゲットがいる」 純平「作戦プランは?」 敦子「好きに暴れていいよ。私が合わせる」 純平「そんじゃ遠慮なく」 キィィィィィィィィン!! 右手を真横にかざすと光が纏い、1本の剣を出現させた。片刃の銀色の剣で名前は【ウィザード】。 純平「直ぐに片を着けてやる」 純平は自分の周りを円状に斬り、蹴り込んで下へと突入していった。 敦子「まったく、いつも強引なんだから」 やれやれと言わんばかりに敦子は苦笑い。先回りするように202号室へと駆け出していった。
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