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「なに!?」 純平のそれには二人は驚きを隠せない。対して純平は余裕の表情だ。 純平「Guardianに歯向かったこと、後悔させてやるよ」 「舐めるな!!」 用心棒のビーストは駆け出していき拳を振るう。純平はそれを払うと回し蹴りを放った。直撃はしたがさすがはビースト、後退はしたが耐えてみせた。 「ふっ、やるじゃねえか。我流か?」 純平「ウォーリアも捨てたもんじゃないだろ?」 再び二人の格闘戦は続いた。純平の動きは我流とは思えない戦い方、エクストリームマーシャルアーツに独自の戦闘技術を取り入れたものだ。 その結果、主導権は純平が握っているように見える。 「クッソ!。先生、ここは任せたからな!」 捨て台詞を吐いてショーンは急いでその場から逃げていく。彼には二人の勝敗は見えたようだ。 純平「なっ!、テメェ待ちやがれ!」 コブラツイスト状態で優勢の純平。しかしショーンが逃げたことで僅かな隙が生じてしまった。 「ぬん!」 純平「うお!」 締めをとかれ、カウンターを頬に食らった。 ドカッ!! 純平「ぐはっ!」 後ろに飛ばされた純平はデスクに倒れ、追い撃ちをかけるように腹部に三発拳を受けた。 ドカッ!!ドスッ!!ドカッ!! 純平「ぐぅ…!」 柱に叩き付けられ、首を絞められ押し付けられる。
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