0人が本棚に入れています
本棚に追加
プロローグ
秋空の下で君を探していた
あの日、あの場所で…
秋晴れが続く空の下で。
1人でポツーンとしてる
学校の昼休み時間、はしゃぐ人々を眺める。
俺の名前は…五十嵐晴太。
絶賛非リア中で、ぼっち飯が美味い。
だがな…憂鬱だよ
周りが歩くリア充で溢れかえる
見るものを見たくない晴太はどこかに走る
「ああああああーー!!」
絶叫して秋空の下を走ってた
俺の青春は何時になったら来るんだ!
迷走! 路頭! 我は非リアなり!
うはぁぁぁぁーー!!
そんな感じて走ったらなんだから知らない場所に居た。
周りを見渡すと、木の影に誰かがいるのが目に止まる
見た目からして黒い髪の毛でセーラ服を着ていた少女…木を見上げて立っていた。その時、俺は一瞬で思う
可愛い…
そう思うのも僅かながら数分
目の前からトラックが来てるのを分からなくはね飛ばされた
そう、俺は…道路のど真ん中で立っていた
ゆっくりと道路に叩きつけられた晴太
ここから全てが始まる
最初のコメントを投稿しよう!