忘れられない過去

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気がつくとオレンジ色の夕日に染まった海を眺めていた。 隣を見ると見覚えのない男の人が座っている。 ーそして私はその男の人とキスをしたー ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー あき「えーーーッ!!知らない男とキスしたって本当!?」 あきの大きい声に周囲の人の視線が2人に集まる。 まったく、高校生にもなってこんなに大きな声で話さないで欲しい。 なつめ「ちょっと、あき!声大きいってば。キスっていっても夢の話だって。」 あき「なーんだ、それを早く言ってよ。期待しちゃったじゃん。」 なつめ「期待するようなことでも無いと思うけど。」 あきは小さい頃からの幼なじみ。 どんなにつらい時でもそばにいてくれた親友。 あき「あーあ。残念‥ようやくなつめに好きな人が出来たかと思ったのにな。」 なつめ「あの出来事があってから二度と恋愛しないってきめたから‥。」
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