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そう言って、渡してきたのはトランシーバー。
"来たら分かるように"…と、渡してくれた。
※※※
あれから、数分。
親友から早速、連絡が入った。
私は、ドキドキしながらも待機した。
そして…。
聞き覚えのある声に反応した私は、三浦くんを見事驚かせるのに成功。
…だが。
「うわぁ!?」
「ギャハハハハッ!みっちゃん、ダッセェー!!」
「こっの…驚かせやがって!」
三浦くんは思いっきり"ドンッ"と私を突き飛ばした。
急すぎて、簡単にコケたのに対して三浦くんは大爆笑。
その友人は"あーあ。"と哀れみな顔をしながらも笑っていた。
尻もちついた私は、ボー然とした。
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