王様に会う!

13/13
366人が本棚に入れています
本棚に追加
/159ページ
~レンが太一と部屋に向かって~ 「あなた…」 「どうした?」 「レンくんがあんなに強く喋るのはじめてみた」 「そうだな…」 「大人しい子こそ怒ったらこわいものなのね…」 「それ、オレも思った」 「でも、レンくんとても男前だったわね!」o(^-^o)(o^-^)o 「そうだな!」 「レンくんは、あなたに似たのね…」 「いや、ミリア似だろ」 「そうかしら?」 「あぁ、とても優しい子だからな」 「ありがとう、あなた」ボソ 「なんか言ったか?」 「何も、ただレンくんがどんな大人になるかなって…」 「きっと、ミリアみたいに、優しくて笑顔のたえない大人になると思うぞ」 「それか、あなたみたいになるかもね」 「オレ似か…それもいいかもな!」 ミリアとルイラは『レンがどんな大人になるか』と言う話を王様たちを無視して続けたのだった
/159ページ

最初のコメントを投稿しよう!