366人が本棚に入れています
本棚に追加
/159ページ
~レンが太一と部屋に向かって~
「あなた…」
「どうした?」
「レンくんがあんなに強く喋るのはじめてみた」
「そうだな…」
「大人しい子こそ怒ったらこわいものなのね…」
「それ、オレも思った」
「でも、レンくんとても男前だったわね!」o(^-^o)(o^-^)o
「そうだな!」
「レンくんは、あなたに似たのね…」
「いや、ミリア似だろ」
「そうかしら?」
「あぁ、とても優しい子だからな」
「ありがとう、あなた」ボソ
「なんか言ったか?」
「何も、ただレンくんがどんな大人になるかなって…」
「きっと、ミリアみたいに、優しくて笑顔のたえない大人になると思うぞ」
「それか、あなたみたいになるかもね」
「オレ似か…それもいいかもな!」
ミリアとルイラは『レンがどんな大人になるか』と言う話を王様たちを無視して続けたのだった
最初のコメントを投稿しよう!