Perfect and Failure

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しかし初めにテックへ尋ねた質問の直接的な回答を貰っていないことに気が付いたのはその直後。 再び元の表情に戻り、再びテックに尋ねた。 「………それで、ワシは一体何をすればいいのだ?」 「貴方ニハ、バツガルフ様ヲ助ケテイタダキタイノデス。」 「!?…バ、バツガルフ様は生きておられるのか!?」 「ハイ、バツガルフ様ノ生体活動ガ停止イタシマスト、ワタシノ中ノトアル機密ファイルガ連動シテ自動削除サレルコトニナッテイマス。シカシソレハマダワタシノ中ニ保存サレテアリマス。」 「なるほど…ならバツガルフ様が生きておられるのは間違いないのだな!! しっかし助けるということは…危険な状況にあるということか…」 「………ワカリマセン、タダ 助ケテホシイ、トイウノハ、身ノ安全ノ確保トハ少シ違イマス。 コノ事項ヲ説明シヨウトシタ結果、救助箇所ハ心ノ闇トナリマシタ。 心ノ闇…ソレガ場所デハナイコトハ理解可能デスガ、ソレガ何デアルカハ理解不能…シカシ貴方ナラ理解可能デアル確率ガ高イトノ結果デマシタ。」 「心の闇…なるほど、そう来たか。」 「難航シソウデスカ?」 根拠のない自信というものは時として強い武器になることもあるのだが、少しの圧で脆く崩れていくこともある諸刃の盾のようなものだ。
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