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翔と別れて 着いたのは先生が待ってる理科準備室
ドアに手をかけ ゆっくりと開けると
そこには誰もいなかった。
(あれ?誰もいない)
あたりを見渡すと 理科準備室の奥の方に 扉があった
(なんだろう、あそこ)
気になって開けてみると そこには
ベッドがあって 先生が眠っていた
(え、なんでベッドがあるの。すっごい疑問なんだけど…)
部屋には ポットと、蛇口と冷蔵庫のようなものがあって、やけに生活感がある
(ここに住んでるわけじゃないよね)
とりあえず先生を起こそうと 近づく
先生はゆっくりと寝息を立てている
近くで見ると やっぱり綺麗な顔をしている
かなりのイケメンの類に入るだろう
文化祭の日、先生は俺を女だと言いきった
(女だってバレてるのかな…)
先生にならバレてもいいと思ってしまうところ、私は先生に恋をしようとしているのかもしれない
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