第1章

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翔と別れて 着いたのは先生が待ってる理科準備室 ドアに手をかけ ゆっくりと開けると そこには誰もいなかった。 (あれ?誰もいない) あたりを見渡すと 理科準備室の奥の方に 扉があった (なんだろう、あそこ) 気になって開けてみると そこには ベッドがあって 先生が眠っていた (え、なんでベッドがあるの。すっごい疑問なんだけど…) 部屋には ポットと、蛇口と冷蔵庫のようなものがあって、やけに生活感がある (ここに住んでるわけじゃないよね) とりあえず先生を起こそうと 近づく 先生はゆっくりと寝息を立てている 近くで見ると やっぱり綺麗な顔をしている かなりのイケメンの類に入るだろう 文化祭の日、先生は俺を女だと言いきった (女だってバレてるのかな…) 先生にならバレてもいいと思ってしまうところ、私は先生に恋をしようとしているのかもしれない
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