第十九章

2/6
4人が本棚に入れています
本棚に追加
/38ページ
 今日は近くでお祭りがやっているため、お客さんの入りは悪いだろうと言うこともあり、マスターは、久し振りに、裕恵を誘って、栄太と三人で食事をする約束をしていた。ところが、約束の時間十分前にして、一人のお客さんが、この店にやってきた。  綺麗な目をしたその女性は、窓際の席を選ばずに、入り口の席の方へとやってくると、ストンとその席へと座った。
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!