第1章
3/21
読書設定
目次
前へ
/
21ページ
次へ
膝の上に王子を抱いていることが、少し彼女を強くしているのかもしれない。 「聞かせて頂けませんか? あなたのことを」 「……」 「聞かせてください」 もう一度バックミラー越しに目が合う。 恐らく喬久が見たのは栞ではなく、膝の上で眠っているカイトの姿。 「……彼がそんな風に気持ちよく眠っている姿を久しぶりに見ました」 「そうですか」
/
21ページ
最初のコメントを投稿しよう!
66人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
19(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!