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「まぁ、そうだよね。。。あ、そういや、お前の持ち物を取った賊が騒いでた。お前が貴族なんじゃねぇかって。もしくは盗賊なんじゃないかと。そうなのか?」
貴族か盗賊って天と地の差じゃねーか!
「どっちもちげー。ええっと、、、メダルは貰った。優しい貴族の人から」
もしかして、一般人は持てない貴重な物だったのだろうか?
「もらった?ふ~ん、、、」
信じてないな、、、
「じゃそのネックレスは?」
「あー、これ?」
良かった、柊からもらった指輪は取られていないようだ。でも、隠さないといけないんだっけ?
「その前にごめんだけどこの指輪を服の中に」
言いかけたとき、戸が開けられる音がした。
そして2人の男が入ってきたと思ったらそのうちの1人とパチリと目があった。
「こいつだ!」
え、、、
「こいつがあの貴族のメダルを持ってた奴ですぜ!」「こいつか。」
一体何だっていうんだ、、、、
「おい、クソガキ、ネックレスなんて生意気な物しやがって」
「・・・。」
男達が近づいてくる。
「これはアレです。友達から貰ったおもちゃで価値なんて、、、」
「うるせぇ」
男が俺の目の前でしゃがんで指輪を触った、、、と思ったらバチッ という音がして男が入口まで吹き飛んだ。
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