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俺が人間界でやりたかったことは、女の人とこうして唇を合わせることだったのではないか。
そんな希望が芽生えた時、ネジェンヌパスが俺の舌を噛み切ろうとしているのに気付いた。
俺は必死に口付けを解こうとする。
ネジェンヌパスの怪力がより強く、俺を飲み込もうとしていた。
「ん…んぅ…う!?」
痛い。
本当に舌が千切れる。
出血多量で死ぬ。
嫌だ。
俺はネジェンヌパスの腹を蹴った。
ようやくネジェンヌパスは俺を解放する。
口中鉄の味がして、不愉快だった。
ネジェンヌパスは俺の顎先を摘み、弾く。
「人に言われたことをそのままやったらどうなるか、教訓になったんじゃなくて?おいで、シャロン」
BARの隅の方にいる包帯に身を包んだ少年がおずおずとネジェンヌパスに近寄り跪く。
「いつものヤツよ」
シャロンと呼ばれた少年はボロボロになったズボンを脱いで尻穴を高々と差し出した。羞恥心の欠片も見当たらなかった。
ネジェンヌパスがワイン瓶をいきなりシャロンの尻穴に突き刺す。入れるという感じより突き刺すという表現が似つかわしかった。
シャロンの身体が仰け反る。ネジェンヌパスのワイン瓶責めに甘い喘ぎ声を上げて、血混じりの精液を無い息子の痕を通し、垂れ流しにした。
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