1話 奇跡の復活!

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(ネズミ)でも、ここまでの被害をマジ女が被っていたとわね。 (ツバサ)ヤクザのやることだ。容易に想像はつきます。 (咲良)ネズミさん (ネズミ)咲良、お前に話がある。 (咲良)ツバサ、彼女を借りるよ。 (ツバサ)どうぞご勝手に。 ネズミは咲良を病院の屋上に連れて行った。 (咲良)ネズミさん話って何ですか? (ネズミ)今、マジ女は危険にさらされている。正直、こんなところで休んでる暇はないのが本音だ。 (咲良)狙われてるって一体誰に? (ネズミ)あのヤクザの裏にはもう一人黒幕がいたんだ。しかも、信じがたいことにそいつは高校生だって話だ。おそらく日本のヤンキーを牛耳ろうとしている奴がいるんだろう? (咲良)ヤンキーを牛耳る? (ネズミ)世に言う。裏社会のドンってことだ。 (咲良)そいつらにソルトは殺されたんですか? (ネズミ)咲良、これからはツバサを頼ってマジ女を闇から守れ。 (咲良)私が? (ネズミ)これはお前にしか出来ない役目だ。ここで逃げたらヤンキーの生きる道は失われる。 (ツバサ)ネズミさん、勝手に俺を巻き込まないでくださいよ。 (ネズミ)ツバサ、これは私のお父様の命だ。 (ツバサ)裏社会を牛耳ってる人に討伐を命じられるのも複雑ですけどね。 (ネズミ)私から言わせれば神の領域と言われしヤンキーがこんなやる気がない奴なのも不思議なもんだ。 (ツバサ)まあ、これ以上こっちも好き勝手やれても困りますがね。 (ネズミ)既に手はまわしてある。 (ツバサ)咲良とか言ったな。これからお前には過酷な使命になる。これに拒否権はない。強き者の宿命だからな。 (咲良)強き者の宿命? (ネズミ)立ち上がれ咲良。
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