デュナイ地方

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「おおー…!」 「…なあ少年、一つだけいいか?」 俺は街中を見て嬉しそうに声を上げた少年に話かけた。 「?なに?」 「…手伝いに行くギルドの名前と場所は?」 「……あ」 少年の不思議そうな顔が質問を聞いて一変する。 街に着くまで忘れてたが、ユニオン以外にはギルドが複数あり… この前の暗殺の仕事と違って今から世話になる?のは国一番のギルドってワケじゃない。 あの村のギルドに電話して聞こうにも番号知らないし。 「…さて、どうしたものか…」 「…どうしよう…」 …俺たちは街に着いて早々途方に暮れた。
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