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「あっと…説明する前にあっち、あの建物を覚えておいてね」
少し歩いた所で、忘れてた…とすでに通り過ぎた場所を指差す。
青年が指差した先には二階建ての建物があり青い看板に白い文字で『ブルーギルド』と書いてある。
「…ブルー…ギルド…?」
「うん、君達もこの街に居る間は何かと厄介になる場所」
…コイツが所属してるのは『レッド』ギルド、んであっちは『ブルー』ギルド…
もしかして役割毎に色分けされてんのか?
魔物退治はレッド、街の困り事はブルー、その他はイエロー…みたいに。
「他にもあと一つイエローギルドがあるから後で案内するね」
「へぇー、ギルドがいっぱいあるんだ…」
「うん、役割毎に分かれてて…レッドが魔獣専門、ブルーが街の雑務専門、イエローがそれ以外を専門としてるんだ」
ビンゴ!…って一瞬喜んじまったが、普通に考えたら誰でも分かりそうな事だよな。
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