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「仲悪いが一転してギルメンレベル…」
凄い手のひらの返しよう…と少年は顔をヒクつかせた。
「結局の所、活動内容はどこのギルドも変わらないから…まあやり方でぶつかる事も少なからずあるけどね」
「やり方…かぁ」
「ギルドによって寛容さが違うから…ソコはまだまだ難しい問題かな」
青年は笑いながらギルドについてのアレコレを少年に教えてくれた。
「その点、この街はまだやり易いと思うよ…依頼内容によってギルドが分かれてるし」
「?どういう事?」
「…内容が被ってないから、やり方で衝突する事がないんだろう…」
「あっ、なるほど!」
俺の補足で納得したのか少年は手を叩く。
魔獣や魔物退治専門のギルド同士が協力したらやり方云々がメンドそう。
ソロで好き放題やって良いのか、パーティで効率的にやらないとダメなのか…とか。
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