あとがき

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知恵のように笑って最期を迎えたい。 そんな想いが込み上げています。 人は生まれる時には大きな泣き声で、 死ぬ時にはそっと・・・というのが今までの考えでしたが、 笑って死ねたなら、それだけで自分の人生は大成功。 憧れでもあるのかもしれないです。 それは、私が母一人子一人で生きているからなのかもしれない。 子供が自分の力で生きて行けるようになるまでは死んでも死ねない。 でも、年老いて、 体に不調をきたすようになると、今度は子供のお荷物になってしまわないかと心配。 華やかで誰からも羨ましがられるような人生ではないけれど、 自分の人生は必死で精一杯生きたと胸を張りたい。 そして、最期もと。 知恵は私の理想なのかもしれない。 苦しい事も乗り越えて時間を掛ければ、思い出になり、思い出すことも苦しくなくなると、 そんな素晴らしい時間を生きたいと。 そんな風に思います。 本当に長い時間を掛けてしまいましたが、最期までお付き合いいただき、ありがとうございました。 そして新作、 《秘密の蜜はどんな味?》 表紙にリンク張っています。 まだ書き初めだけですがお付き合いいただけたら嬉しいです。 これからも、末永くよろしくお願いいたします。 卯生 姫子
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