第1章
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「お前が呼び出したんだろ、紅葉(もみじ)」 「えへへ~」 紅葉は笑いながら窓際で後ろから二番目の席___俺の前の席に座った 「で、何?」 「うん……えへへ」 紅葉はまた笑う 「笑ってないでさっさと言え」 紅葉の頭に軽くチョップをして話を急かす ____本当は、何の話か知っている 「あのね……好きなの、葵が」
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