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おっぱい泥棒を追え! #2
「私のせいって……あの風呂や二宮さん達の部屋を覗こうとした時のお仕置きの話!? 自業自得じゃない!」
「何を言っとるんやほんっばにもう! あれのせいでワイは、おっぱいを見るたびに身体を這い回るアレを思い出して……ひいいいいい!」
何をされたんだろう何をされたんだろう……。
「そしておっぱいを愛せなくなったワイは、無気力になり、学校も辞めた。全てを失い、公園で一人シーソーをしている時……ワイの下に小さな女の子が近づいてきたんや」
何やら犯罪の匂いがしてきましたよ!
「『お兄ちゃん、どうしたの? 何か悲しいことでもあったの?』と、その子はワイに話しかけてきてくれたんや。そしてワイが頷くと、その子はワイの頭をキュッと抱き締めて『辛いの辛いのとんでけー』って、可愛い声で慰めてくれたんや!」
おまわりさん、こいつです。
「その時、ワイは気付いた。貧乳こそ、至高のおっぱいだと! 膨らみや柔らかさはなくとも、直に伝わる心音、優しさ、幼女の香り……貧乳に、貧乳に勝るものなんてこの世に無いんや!」
おまわりさん、早く来て!
「そう悟ったワイは、中国に渡り、最強の武術〝小白白(しょうぱいぱい)〟を会得したんや。今のワイの手に触れれば、どんな巨乳もたちどころに貧乳に変わる……。そう、まさにワイは救世主! 貧乳の救世主やあああ!」
おまわりさあああん!
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