歯がゆい現実の迫間で

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でもここ最近、一緒に働いてきたエドの音楽に対するシビアな姿勢を見てしまった今、彼の本音がそうじゃないことくらいわかる。 多くのアーティストをビルボードランキング1位や、グラミー賞受賞へ導いてきた人だ。 私に言ったことは、だいぶ譲歩してくれての話だろう。 本当は24時間、音楽漬けにしたいのだ、一哉くんを。 私がいることでどこか浮ついていた音楽への姿勢を、きちんと問い直すために。
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