服将軍(燗)とかに味噌

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今日は呑む酒が先に決まっていた。 まぁ宅呑みの性と言うか、定めと言うか。 家に置いて置ける酒の酒類など多くて3、4種だろう。 大瓶の1つにちょっと高めのお酒、気分しだいで1つ2つ。 てな具合だろう。 それ以上保持しているならば充分金持ちと言えよう。 若しくは酒は好きだが飲兵衛じゃないかのどちらかだ。 まぁそんな感じの爺だから今日ははじめから昨日開けた服将軍を呑むと決めた。 ほっこり系の和食もいいな。 ひじき煮や肉じゃがか。 いやいや中華も捨てがたい。 そんな事を考えながら仕事に向かうとその道中やたらと冷えた。 曇天模様の空の下、真冬のそれよりはまだまだなのだろうが今日は寒い。 ならば服将軍を燗にしよう。 温かくした酒ほど暖まるものはない。 最近ではホットワインとか洒落混んだ物もあるらしいが茨城のド田舎にそんなものがおいそれとあるわけはない。 酒を温かく呑むのは専ら燗かお湯割りのどちらかだ。
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