異世界デビューの巻

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気付けば森に座っていた。何だ此処、あれか?ジャングルか? 周りは見渡す限り木木木木… 木がデカすぎて空が見えないなぁ。取り敢えず何しよう 『神崎君聞こえる?』 何処からか最高神の声が聞こえて周りを見るが誰もいない まさか…幻聴…!? 俺そんなに疲れてたのかなぁ……確かにこの前10円ハゲ出来てたんだよなぁ… 『あっ、これはね念話って言って まぁ、イメージ的には頭に直接語りかける感じかな 口に出さなくても心中で話せば僕に届くからね。 幻聴ではけっっっっしてないから!!!!』 おぉ、携帯みたいな感じか 『えと、知識は思い浮かべれば出てくるからね 後は色々詰め込んだから少し髪色とかかわっちゃってるからね。 一応自由に生きていいんだけど、魔王を倒したりはしないでね。 害はないから、ただの引きこもりだから! 遊ぶとかならいいけど!それじゃ、また用があれば携帯で電話してね』 最高神がそう言い終わると俺が使っていた携帯が空から降ってきた。普通壊れるんじゃないか?そう思ったが傷1つもなかった。 携帯のカメラを使い何色になったんだろー そう思い自分の顔を見ると… 「はぁああああああああん!? 髪の毛、え!?真っ白じゃん!? え?白髪?え?え?というか、オッドアイになってる わぁー、オッドアイは気に入ったけど、え!?白髪!? 俺まだ高校生なのにぃいい」 俺 が1人で百面相しながら叫んでいると森の奥からノソノソと真っ白な狼が出てきた え?デカくね?牙とか俺の足くらいあるよね?え?え? 「お前、何故さっきから叫んでいる!うるさくて寝られんわーーー!」 「え?なんかゴメン」 突然叫ばれてびっくりしながらも俺が普通に謝るとキョトンとして 「お前、我の言葉がわかるのか!?」 「え?わかって話してるんじゃないの?」 え?此奴わからないと思ってたのに俺に文句言ってたの?え、なんか…ねぇ? 「普通人間は、魔物の言葉はわからぬ」 そう言って狼は俺の近くに寝そべった いきなり、警戒心なくなったな!おい! 何となく好奇心で此奴を調べてみると神狼 フェンリルだった… そんなのが何故こんなジャングルにいるのか… 「お前、フェンリルなんだな 凄いのか?毛並みはフッサフサだけど」 ジャングルにいたわりには、凄くもふもふだし汚れてない 「お前なぜわかった!?」 俺が撫でながら言えば突然唸り始めた 「え?わからないものなの?俺此処来たばっかだからわっかんねー!」 此処の常識を来て10分も経ってない俺に求められても困る! 「お前…まさか異世界の人間か…?」 フェンリルがシリアスな雰囲気を出して眉間にしわをよせている頃。俺はというと、せっせと初めての創造魔法を使いiPo◯を作成してたので、フェンリルはフルシカト 「よっしゃ!出来た!中身も復元済み! 新曲が出れば聞ける様に改造もできたし満足だ!!! それで、なんだっけ?」 「はぁ、お前は異世界の人間かと聞いたんだ」 溜息を吐きやれやれと言わんばかりの雰囲気を出すフェンリル 狼に飽きれられる俺って......
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