第1章

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A「今日はお日様が気持ちいなぁ、しばごろうも幸せですねー」 しばごろう「ワンワン!ク?ン」 B「おっと、あの娘は俺の未来の第一夫人候補、やはり完璧なその美しさ。おい犬よ、いや、しばごろうよ。そうしていられるのも今のうちだぞ。ふふっうふふ」 しばごろう「ヴー、ワンワン!ワン!」 A「ん?どうしたのー?しばごろう?」 B「(無駄だぞ、義理息子よ、どう抗っても逆らえないものがあるんだぞ。この美しい季節でさえ、暗く寂しい冬に移り変わる。あの娘の心もじきにお前ではなく…うふふっ)」 A「きゃっ!マフラーが!!」 B「ほらみろ、チャンス到来!………いてっ…あー!最悪だ、犬のフンがズボンに…あの娘の前で…死にたい」 鳩「ばたばた」 B「鳩のブツまで……」 A「マフラーありがとう、しばごろう!あちらの方は……自分が汚れてでも私のために…」 3人は幸せになりましたとさ、めでたし
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