世界をみる日

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忍者は高くジャンプして飛ぶと何かを投げてきた。 俺はゾフィでガード するが、その間に間合いを詰めらる。 慌てて後ろへ跳ぶけど腹に短刀が刺さってしまった。 痛くて抜けない....... 俺は短刀を抜こうとするが傷みと震えで短刀が抜けない。 忍者は、また俺に向かって手裏剣を投げてきた。 同じ手は食らわない。 そう思って右へ避けるが、読まれていたのか忍者は既にそこにいた。 そのまま回し蹴りで短刀を蹴りつけた。 今よりもさらに奥へ短刀が刺さった。 「ぐはっ」 口から血をはいて俺は倒れそうになる。 だけど脚に力を入れて倒れるのは防いだ。 今のでわかった。 短刀は抜かないとヤバイ。 思いきって短刀を抜くと血で複が赤く染まった。 「勝てない」 レベルの違いがわかる。 全てが俺よりも上だ。 対向できない。 初めて刺された傷みに気が飛びそうになっていた。 その時、忍者がいきなりの後ろへ跳んだ。 さっきまで、忍者がいた場所には銃で打ち込まれた後がある。 レイナか。 俺はすぐにわかった。
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