始まりのとき

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やっと街が見えてきた。 やっと落ち着く。 あれからモンスターが2回ほど襲ってきたが二人が簡単に片付けた。 「二人って強いんですね」 俺がサラに言うとサラは満面の笑みで答えてくれた。 「こう見えても私はレベル53よ?ルシアスなんか72なんだから」 凄い....... 俺は0なのに....... 「俺達はグループランキング3位だからね」 「グループランキング??」 俺の知らない言葉が出てきた。 「あっごめん!説明忘れていたね。この世界ではグループのランキングがあるんだ グループは最高5人で、ランキングはどれだけ賞金を稼ぐか。 俺達は討伐ギルドだから元々賞金がいいんだよ」 「そうなんですかぁ」 知らなかった。 まぁぁ俺には無縁かな。 「これからどうするの??」 サラがいきなり話を変えて話かけてきた。 「そうですねぇ.......とりあえずお金はあるみたいなんでご飯を食べてから武器を探します」 俺は街について安心してるのか自然笑みがでる。 「何か困ったことがあったら連絡をくれ」 そう言って二人は俺と連絡先を交換してくれた。 「ありがとうございます。よかったらご飯食べませんか??」 「いや、俺達は行くよ!やることが沢山あるからね」 ルシアスは忙しいらしい。 それだけ強ければ依頼も多いのだろう。 「そうですか.......本当に二人ともありがとうございました」 俺は二人に頭を下げた。 二人は手を振って振り替えることなく歩いていった。 見えなくなるまで見送り続ける。 さぁぁってどうしますか? とりあえずご飯だな。 俺はとりあえず食堂と書かれた店に入った。 中は大勢の人で賑わっていた。 空いてる席に座りご飯わ注文する。
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