強さを求めて

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「わかるのかい?」 「あぁぁ多分この気配は多分そうだ」 「流石だな」 ルシアスは驚いている。 そして気配がした方向へ行くとそこにいたのは....... 「おいおい.......」 「こいつぢゃないのか?」 ルシアスの反応が変だと思い聞いてみた。 「ロイはサイトトスを知らないのかい??」 「あぁぁ、だから大きい生物の所へ案内した」 そう、俺はサイトトスを知らない。 だけど名前的には大きな生き物だと思い、大きな生物の気配の所へ案内したのだ。 「こいつは、魔物の黒ゴーレムAランクの魔物だ。 逃げるぞロイ!」 そういってルシアスは走り出した。 けど俺は逃げるつもりはない。 「運が悪かった。でも会えて嬉しいぜ」 そう言って俺は目隠しを外した。 「まさか.......」 ルシアスは驚いている。 ルシアス一人でも勝てるだろう。 でも今は俺がいる。 俺を護りながら闘うのは難しい。 だから逃げる選択をしたのだろう。 「ルシアス!一緒にやろう」 俺は笑顔でルシアスを見るとルシアスは呆れた顔をして近寄ってきた。 「まったく........君は困った子だ」 そう言って剣を構えた。 俺もゾフィを構えた。 ゴーレムも俺達に気が付いてゆっくりと歩いてくる。 ドシンッ!! ドシンッ!! っと音をたてて。
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