ラビアン

強さを求めて

俺達は、ゴーレムの攻撃を交わし続けた。

どうやって倒すのかまだ考えつかない。

「ルシアス！どうするよ？」

俺は、どうしたらいいのか全くわからないがルシアスならわかるはずだ。

「もうすぐだ」

わけのわからない返事。

その時、ゴーレムの体がバラバラになり竜巻のように回り始めた。

真ん中に緑色の物体が見える。

「あれか」

俺はそれが心臓だとすぐにわかったがこの回りを回っている岩が邪魔で近付けない。

しかし、今しかないと思い俺は空高く跳んだ。

見事竜巻の中心まで跳び心臓の位置まで落下していく。

そして、心臓が目の前まで来たとき。

俺はゾフィを降り下ろした。

緑色の心臓は真っ二つに割れて動きを止めた。

徐々に回っていた岩も落ちていく。

「お見事」

ルシアスが笑顔で声をかけてきた。

たまたまだったように感じた。

この技を敵が出すまでなにもできないでいたのだから、.......

結果は倒したけど.......

「このタイミングしか倒せる時がないんだよ」

ルシアスはそう言った。

俺は自分で倒せたことに喜びを感じていた。

だけど傷もおった。

まだまだ修行がたりないなぁ。

そう感じるのだった。