強さを求めて

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俺は残りの一匹の方へ振り向くとルシアスが倒した後だった。 「俺はロイを見くびっていたようだ」 ルシアスは笑顔で近付いてくる。 「強くなったなロイ」 そう言って手を出してきた。 「恥ずかしいだろ」 そう言って俺は顔をそらして握手をした。 サイトトスの角を持って俺達は無事にギルドへ帰還した。 「お疲れ様でした こちらは今回の報酬です」 そう言って封筒を俺達に差し出す。 始めてまともに稼いだお金だ。 「ルシアス!今日の飯は合成にいこう」 「いいのかい?せっかく稼いだんだから好きな物を買いなよ」 ルシアスは本当に優しいんだよなぁ。 「このお金は俺一人で稼いだものぢゃない 。 ルシアスに鍛えてもらい。 サラとレイナはサポートやご飯の仕度をしてくれていた。 皆の支えがあったからだ」 「ありがとう。ぢゃぁお言葉に甘えるよ」 ルシアス俺の気持ちを知って笑顔で答えてくれた。 二人に連絡をしてレストランで間に合わせをした。 「お待たせぇ」 二人がやってきた。 遅かった....... 長い時間待たされたぞ! 二人を見ると化粧をしてオシャレな服をきていた。 こいつら.......人を待たせておいて化粧とかしてたのか。 「二人とも綺麗だよ」 ルシアスの一言に二人はとても喜んでいた。 ルシアス大人だなぁ....... 怒っていた自分が情けない。 なんてことを少しだけ思いながら俺達はレストランに入り食事をした。
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