真実の過去

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「なるほど、暗黒セルジュ! 彼はこの世界で誰もが認める最強の男です。 missionを全てクリヤーしたのも彼が始めてです あなたは彼を悪者だと思いますか?」 「いえ!思いません」 俺はマザイの質問を即答でかえした。 「何故そう思います?」 「街を護っているところも見ました 女性が死んでしまって悲しんでる彼を見ました 彼の声をいろいろ聞きました 俺には彼が悪者には思えません」 そうだ!俺は夢で彼を見てきたのだ。 「そうですか」 マザイはフッと笑い笑顔になった。 「あなたは人を見る力があるのね」 人を見る力?? 「彼は皆が言うような男ではありません 確かに大勢の人を殺めはしましたが、それも訳があったりmissionのため。 missionを全て終わらせて、皆をこの世界から解放する.......っと言っていました」 やっぱりそうか、だけど....... 「会ったことがあるのですか?」 「ありますよ!彼の素顔を知っているのは、私と暗黒魔神の人だけ 彼は常に仮面をしていたからねぇ 彼は、絶大な力を支配ではなく護るために使った。 魔物に襲われてる街を救ったことも多くあるように」 「なぜ俺にセルジュの話をするのです?? やっぱり俺は知り合いなのですか? 仲間にセルジュに怨みを持っている子がいます 俺はセルジュが悪者には思えないし、友達かもしれない.......けど闘わないといけないかもしれない」 俺はマザイを見た。 なぜ?? なぜだ??? なぜそんなに悲しい顔をする??
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