真実の過去

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――ルシアス―― ロイをソファで寝かせる。 意識はまだ戻っていない。 さっきの力....... 俺を圧倒していた力。 ロイはいったい....... そしてロイが目を覚ました。 どうやら、さっきまでのことは覚えていないらしい。 記憶を無くす前のことと関係があるのだろうか? ロイをもう一度部屋へ案内した。 マザイ様が呼んでいたからた。 何を話して要るのかは気になるが....... いつかロイは話してくれるのだろうか?? 俺は力になれるのだろうか....... 「ロイは大丈夫だろうか」 俺はなにげなしな声をだした。 「心配です」 レイナも心配しているようだ。 レイナはいつもロイのことを考えている。 好きってだけぢゃなく、力になりたいと思っているのだろう。 二人に何があったのかはわからない。 だけど二人を見ていると応援したくなる。 「さっきの力.......ロイの実力かなぁ?」 サラが言った。 「わからない」 俺の答えは一言だった。 始めて感じた力だった。 あの時俺は感じた。 恐怖。 勝てないっていう恐怖感に俺は覆われた。 あればロイの力なのか?? 「レイナは知らないのかい?」 「始めてみました」 レイナも知らないのか.......
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