真実の過去

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しばらく沈黙が続くと扉からロイがでてきた。 凄く暗い感じだ。 そして、俺が中へ入るように言った後、ロイはソファで横になった。 まぁ無理もない。 俺はそのまま中へ入った。 マザイ様が座っている向かいに俺も座った。 「ルシアス!今から話すことは、断じて誰かに話すことを許しません」 俺は驚いた。 そんな大事な話があるのか?? 「わっわかりました」 動揺しながら返事をした。 「彼はいい子です。 人の為に何かをする、自分より多人 優しい子です、わかりますか?」 「はい、それはわかります 一緒に旅をしていましたから」 「彼は昔となにも変わらないのです 記憶がないこと以外は」 「昔の彼を知っているのですか?」 「知っていますよ そして、あなたも噂くらいは知っているはずです 皆の噂でわ、悪魔だの、死神だの言われていますが.......彼は優しい子でした」 「最強??死神??それって.......」 俺は嫌な予感がした。 「今は行方不明とか言われていますがね」 「まさか...............セルジュ?? 暗黒セルジュのことですか?」 時間にしては5秒もない時間だった。 だけど長く感じた。 早く答えてください....... そう思い続けた長い時間だった。 「そうです。ロイの前の名前はセルジュ 暗黒セルジュと言われている最強の戦士です」 やっぱり.............. なんてことだ.......
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