新たな旅

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今の一降りで傷はおったが魔物にとって致命傷ではない。 人間なら死んでいただろう。 魔物は、羽を羽ばたかせて10メートルほど空へ舞い上がった。 「逃げるのか??」 俺がそう言うった時、レーザーが俺に襲いかかってくる。 避けるしかない。 俺はそのレーザーを避け続けた。 魔物は空から降りてこない。 だが飛び上がったら狙われたら回避しようがない。 どうする、どうする。 風を使うか。 俺は風を纏った。 そして、風を纏った俺は軽く魔物に向かって跳ぶ。 風の抵抗がないので そのスピードは速い。 一瞬で魔物に近付いた俺は纏ってた風を鎌鼬に変えて魔物に飛ばす。 魔物は身体がズタズタになりバランスをくずした。 「さよなら」 そう言って俺はゾフィで魔物を真っ二つにした。 上半身下半身バラバラに地面に落ちた魔物。 っが.......。 「あっ!!」 俺は声を出してしまったが今になって気が付いた。 10メートルもの高さから落ちたら怪我しない?? なにも考えていなかった俺は、そのまま落下していく。 『風を使ってください。 下から上へ自分の身体を持ち上げるように』 ゾフィに言われて俺は風を使う。 うまくいったようで風が下から吹き出した。 でも始めてだったので衝撃をやわらげるだけで俺は地面に。 「大丈夫かロイ?」 ルシアスも心配そうに俺を見るが、俺はただ恥ずかしかったのだ。
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