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「けっこう派手な落方したけど怪我はないか？」
ルシアスは少し微笑んだ。
「言わないでくれ」
恥ずかしすぎる。
着地失敗するなんて.......
「もう十分強いよ、ロイは！」
「ありがとう.......」
俺達はまた歩き出した。
魔物の潜む森。
簡単には洞窟へは行けないようだ。
「またさっきの魔物だ」
現れたのはさっき俺が倒した魔物だった。
「ぢゃぁ次は俺が」
そう言って一歩前へでたのはルシアスだった。
「ルシアスの闘い見るの始めてだ」
よく考えてみたらルシアスが一人で闘っている所は見たことがない。
「そうだったかい？？ぢゃぁ見ててくれ」
「あぁぁ！」
俺が返事をするとルシアスは魔物へ向かって歩き出した。
すると魔物がレーザーをルシアスに放つ。
ルシアスは素早く回避し魔物に近付いた。
その動きはとても速く、無断のない動き。
「さすがだなぁ」
俺は一人で呟いた。
ルシアスが剣を突き刺す形で魔物に攻撃をする。
だか.......
その攻撃に気が付いた魔物は、片手を盾にしてルシアスの攻撃を防いだ。
腕は、とても固いのだろう。
剣は突き刺さることなく止められた。
そして、魔物の回りが光り始めた。
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