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どうしたらいいのだろう?
俺は武器を買っただけで使い方がわからないんだ。
『あなたは、覚えていないのですか??』
その時、武器屋でも聞こえた声が聞こえた。
辺りには女性などいない。
むしろ、絡まれてる俺を見て巻き込まれないように皆逃げて行った。
目の前の男達にはこの声は聞こえていないのだろう。
さっきとなんら変わりはない。
だからだろうか?
なぜかわかったんだ。
この声は.......
この"天使剣ゾフィ"の声だと。
「何キョロキョロしてんだよ」
そう言って一人の男が殴りかかってきた。
俺は立ち上がり、左脚を右脚の後ろに回し半身だ避けた。
こいつ.......
武器使わないの??
手には斧を持っているのに。
「このやろぉぉ」
今度は二人で攻撃を仕掛けてくる男達。
一人は刀を両手で持ち頭の上から一気に降り下ろしてくる。
もう一人は、拳銃を構えている。
だけど俺は以外にも冷静だった。
なぜだろ.......
こいつら.......遅くない。
俺は刀を軽く避けて男の腹に蹴りをお見舞いする。
すると、男は何かにぶつかったかのように数メートルぶっ飛んでいった。
男達もその飛んでいく男を見送っていた。
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