新たな旅

10/41
前へ
/282ページ
次へ
奥義ってかっこいいな。 ペガサスにケルベロスにサソリ。 俺は一つ疑問に思った。 ペガサスとケルベロスは何となくわかるが....... 「奥義にサソリなのか??」 ルシアス本人に聞いてみる。 「そうだね、俺も師匠から教わっただけだから理由はわからない。 けどサソリが一番強力だよ」 なんと不思議世界の不思議な技だ。 「俺も奥義とかほしいなぁ」 「ロイにはロイの奥義や流派が見つかるさ」 「そだな。ありがとう」 セルジュは奥義とか、技とかあったのだろうか。 セルジュのことを知っている人って暗黒魔神以外はいないのだろうか? 「よし!行こうか」 俺が考え込んでいると、ルシアスが声をかけてくる。 悩んでてもわからないか。 そこから洞窟までどれくらいの魔物が襲ってきただろうか。 俺とルシアスで倒して進んではいるがきりがない。 ルシアスによれば、魔物は人間を食らう。 だから人間の臭いには敏感だという。 そこで俺は、ルシアスと俺の回りを風で取り囲んだ。 臭いをさせないためだ。 その方法はうまくいったのか魔物が襲って来なくなった。 「今そんなに力を使っても大丈夫なのかい?」 ルシアスの疑問はもっともだ。 「多分セルジュの身体だからだろう 疲れもないし、大丈夫だ」 セルジュに感謝だな。
/282ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加