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ルシアスは、剣を握り斬りかかった。
しかし、魔物は魔法で地面から氷柱のようなものを出してルシアスの攻撃を止めた。
「ちっ!」
舌打ちをしてルシアスは氷ごと斬る。
氷が斜めに滑り落ちたとき、つまりルシアスから魔物の姿が見えた時。
魔物は既に攻撃をしていた。
ルシアスの姿が見えた時には、魔物はルシアスの前にいて、強力な蹴りを放った。
ルシアスはとっさに剣でガードはしたが、後ろへ飛ばされた。
俺はその隙にゾフィを握り魔物に斬りかかった。
しかし.......
魔物はルシアスを蹴った後、すぐに俺に向かってきた。
隙が全くない。俺はゾフィで斬りかかったが魔物は腕を氷で固めてそれを防いだ。
そして、攻撃を塞がれた俺は、無防備になり魔物の攻撃をくらった。
そして魔物は氷を剣に変えて歩いてきた。
「くっそぉ」
俺はすぐに立ち上がるがダメージがおおきい。
まだ痛みがおる。
やばい.......
そして、魔物は俺の近くまでくると氷の剣を大きく振りかぶり、一気に降り下ろした。
大きく振りかぶったおかげで回避はできたけど.......
俺もゾフィをグッと握った。
「いちかばちか、だな」
俺はゾフィを構えた。
『できますか?
責めて私の力で身体を軽くします』
そんなことできるのか??
今までしてくれなかったのに.......
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