新たな旅

16/41
前へ
/282ページ
次へ
ゴーレムは、俺達を見付けるとすぐに襲いかかってきた。 「固いんだよなぁこいつ」 1度闘ったからわかる。 でもその技を使うまでは避けるしかない。 俺の攻撃は傷すらつかないからだ。 「ロイこのゴーレムも弱点は同じだと思うけど.......」 「けど??」 「俺は黒いゴーレムとノーマルのゴーレムしか闘ったことがないんだ 水色のゴーレムなんて始めてなんだよ」 「だから???」 何が言いたいのかわからなかった。 色なんでどうでもいいからだ。 「つまり、このゴーレムもあの技を使うのかわからない」 「えっ.......」 そういうことか....... 同じゴーレムでも属性が違えば技も違うと....... だとしたらまずい....... 「でもやるしかない」 俺は、一気に距離を縮めゴーレムに斬りかかった。 勿論固いゴーレムにはきかなかった。 ルシアスはゴーレムの間接部分を狙い避けながらも攻撃をしていた。 「ルシアスって凄いなぁ」 素直に関心してしまう。 俺も、ゴーレムの拳を避ける。 避けて斬りつけるが固すぎて斬れない。 やっかいなやつだ。 『やはり氷には火を使わなければいけないのでは??』 ゾフィがそう言うが、パーそんな魔法知らないし、武器もない。 「魔法が使えたら.......」 魔法が使えてもゴーレムを斬れるかは別だけど。
/282ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加