新たな旅

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ゴーレムの攻撃を避ける。 攻撃をする。 また避ける。 何回も繰り返すがゴーレムにはダメージがない。 だいぶ右足の感覚も戻ってきた。 後少しだ。 ゾフィのおかげで右足が治る。 そして、ゴーレムはまた地面を強く蹴った。 さっきよりも石が飛んでくる。 これは避けきれない。 俺はゾフィを構えて大きな石だけを斬ることにした。 小さな石のダメージは我慢するしかない。 そして、飛んでくる石を見分けて大きく危ない石だけを斬り小さくしていく。 たけど、小さいとはいえ、硬く凄いスピードで飛んでくる。 当たれば痛いし切れてりもする。 防ぎきったと思ったが服はもちろん。 顔も傷だらけになっていた。 『大丈夫ですか?? もう脚は大丈夫です』 ゾフィに言われて力を入れるけど痛みはなかった。 「ありがとうゾフィ」 『いえ、礼などいりません それよりロイさん!呼吸を感じてください』 「呼吸??」 ゾフィの言いたいことがわからず聞き直してしまう。 『はい!人はもちろん動物や虫達は呼吸をしていますよね?』 「うん!」 『花や木は??』 「しているんぢゃないのか?」 『そうです、花や木、草や石でさえ呼吸をしています』 何がいいたいのだろう?? 『呼吸を聞いてそこを攻撃してください』
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