新たな旅

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「ゾフィなにかしたのか??」 『いえ、私はなにも.......』 「まぁいい、助かった」 その時、俺は奇妙な感覚を覚えた。 なんだ.......? ゴーレムが重い体で飛び上がり俺に向かって落ちてくる。 俺は後ろへ跳び回避するが、ゴーレムの着地と同時にクレーターができ、また石が回りに飛び散っていく。 俺は、左へ3歩よりその場で攻撃を受けることにした。 「多分ここなら大丈夫」 『えっ??』 俺の言葉に驚いているゾフィ。 その言葉の通り俺の場所には小さい石しか飛んでこなかった。 石の動きがわかる。 ゾフィの言ってたのはこれか?? なんなんだこの感覚は....... ゴーレムは手から氷の塊を出して投げてきた。 そんなこともできたんだ? だが....... 俺は深呼吸をする。 俺ならやれる。 そして息を吸い込み、息を吐きながらゾフィを上から下へ降り下ろした。 飛んできた氷は真っ二つに割れて俺の横を通りすぎていった。 この感覚か....... そして....... ゴーレムが近付いてくる。 俺はゴーレムのスピードと自分のスピードを計算にいれて剣を横に降った。 すると....... 今まで傷もつけられなかったゴーレムの体が二つに切れた。 そして、轟音と共にゴーレムは光りとなり消えていった。 やった.......
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