小さな戦士

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「強くなんか......」 そう言って男の子の頬に涙が流れた。 「ずっと一人で闘ってきたのかぃ??」 「皆殺されたんだ」 その言葉を聞いてルシアスは立ち上がり男の子を抱き締めた。 「本当に山賊ぢゃないの?」 「あぁぁ俺達は、ただの旅人だ」 「にいちゃん大丈夫??」 弟??? 横に座っていた男の子が泣いている男の子を心配していた。 「大丈夫だよアルス」 「君の名前は?」 「アモン!こっちが弟のアルス」 アルスはルシアスに名前を教えた。 「アモンか...... なぁアモン、後は俺達に任せな」 ルシアスはアモンを見て言った。 仕方ない......やるか! 「駄目だ!あなた達にほ関係がない」 アモンはしっかりしているなぁ...... 甘えればいいのに。 「いろんな強い人が闘ったけど、あいつら強すぎる」 「兄ちゃん俺も闘うぅ」 アルスが言った。 「もう少し大きくなったらなぁ」 アモンはそう言ってアルスの頭をなぜた。 「とりあえず、俺の家を案内するよ」 そう言ってアモンは立ち上がり、子供達と歩き出した。
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