小さな戦士

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アルスはまだ子供。 子供にしては強いと思う。 アルスは木刀を握り俺に向かってくる。 俺は受け止めながら軽く木刀でアルスを叩く。 どれくらいの時間していたのだろう? ルシアスがご飯ができたと呼びに来たのだ。 「お兄ちゃんありがとう」 「俺の方こそ 力を見せてくれてありがとう」 「お兄ちゃん達は強いんだねぇぇ」 アルスは感心していた。 「俺達ももっと強くなるぞ」 俺はアルスに答えるとご飯を食べに部屋をでた。 アモンは既にテーブルを前に座っていた。 「アモン!アルスはつよいな」 俺はなにげなしに話した。 「あいつは強いよ、俺よりも強くなる」 「二人とも頑張ってるんだな」 「まだまださ まだ村を救えていない」 確かに...... 勝たなければ一緒か...... 「無理はするな」 俺はそれだけ言うと席に座る。 正義の心を持った子供。 強くなるのはいいこどだよな...... そして皆で食事をした。 食事が終わると俺はルシアスと外で座りながら話していた。 「そうかぁアルスは強くなりそうかぁいいことだなぁ」 「あぁぁきっと時間がたてばいい戦士になるだろうな」 「ロイが言うならそうだろうねぇ」 そんな話をしながら星空を眺めていた。
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