始まりのとき

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街を出てとくに何もすることがないので俺は ゾフィ と話をしながら歩いていた。 「ゾフィの前の持ち主はどんな人だったんですか?」 『そうですねぇ、強くて優しい人でした』 やっぱり強かったんだ。 この世界には強い人ばかりなんだろうなぁ。 俺はそう感じていた。 「どうしたらそんなに強くなれるんですか?」 正直ここが一番ききたいところだ。 俺は、まずレベルをあげなくてはいけないからだ。 『そうですねぇ、やはり修羅場を潜り抜け、いろんな人と出逢い、別けれ、強さを求めるしかないと思います』 やっぱり。 とても寂しく感じた。 今の俺には仲間も友達もいないのだ。 凄く世界から孤立しているように感じた。 『大丈夫ですよ ロイさんは強くなります』 俺の感情がわかるのだろうか? ゾフィは優しい言葉をかけてくれた。 「ロイ でいいです」 『では、ロイ私にも敬語は止めてください 私はロイさんの持ち物にすぎません』 持ち物....... 確かに剣だからそうなのかもせらないけど....... 「ゾフィは僕の相棒でありパートナーだ」 まだ出会って1日だけど....... 大切な仲間だ。 『ありがとうございます』 「ゾフィの前の持ち主の話きいてもいいかな?」 『いいですよ? 退屈な話ですけどよければ話ます』 「お願いします」 『私の前の持ち主は、アルスと言う方でした。 私が出会った時にはレベル30だったのでそれ以前のことは知りません 私が出会った時には仲間が2人いました とても仲のいいグループで互いを信頼しているんだとすぐにわかりました』 やっぱりグループかぁ。 そうだよなぁ仲間がいるよな.......
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