始まりのとき

25/28

6人が本棚に入れています
本棚に追加
/282ページ
『ですが、ある事件がおきました 暗黒魔神っと言う最強のグループが現れたのです そのグループのリーダーの男が私達の仲間と決闘をし、殺されました それを知った時の、アルスとその仲間の悲しい顔は今も忘れません』 「そんなに強いグループだったんだ」 『えぇ、この世界でダントツの1位のグループだったので』 「そうなのか、それで二人はどうしたの?」 『二人は、暗黒魔神の一人を探しだしました 二人は不意討ちで倒そうと攻撃をしたのですが 男に簡単に避けられアルスは背中を刃物で切られました 男の名前は "暗黒ルイス" 暗黒魔神の中でも残忍な男でした ルイスが剣を構えた瞬間に凄まじい殺気が二人を包み 二人は恐怖で動けなくなっていました そんなのお構いなしにアルスの仲間は殺されました 一瞬のできごとで何がおきたのかもわかりませんでした』 「レベルの差ですね」 『そうですね、始めから勝ち目はありませんでした その闘いでアルスは片腕も切り落とされました でも命は助かりました』 「逃げ切れたんですね よかったです」 『いえ、逃げたわけではありません 片腕を無くしても闘おうもしたいたアルス たまたまその時、暗黒魔神の最強の男"暗黒セルジュ"がやってきました アルスは死を覚悟していました 一人でも勝てないのに相手が二人になったんですから でもセルジュからは予想だにしない言葉がかけられました 「無駄な殺しはするなっと言っただろ」 ルイスはセルジュに逆らえないのか素直に剣を鞘に納めました ですが、ルイスはアルスに傷が完治しないように魔法みたいな物をかけました アルスは回復もできず片腕になってしまったのです』
/282ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加