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太陽の温もりを感じ風が気持ちよく吹いていた。
その気持ちいい中、俺は瞼を開けた。
両手をつき、上半身を起こして辺りを見渡してみる。
「ここは.......どこだ???」
俺は誰もいない草原の真ん中にいた。
なぜここにいるのか自分でもわからない。
「あれ???俺は.......??」
その時、自分が誰なのかもわからない自分がいた。
意識はハッキリしている。
うっすらと記憶も..............
記憶も..............
あれ??
記憶がない???
俺は.......
自分が誰なのかなぜここにいるのかもわからない。
辺りに人の気配もない。
とりあえずここにいても仕方ないと感じた男は体を起こして歩き始めた。
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