敵討ちの女性

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入口から闘技場に入り回りに人がいないことを確認してゾフィに問いかける。 「ゾフィ?」 『どうなされました?』 「俺普通に勝てたよ? 相手レベル低かったのかな?」 『低いかはわかりませんがレベル15くらいだと思います ただ、ロイが強かった それだけです』 「そっそだよな 気にしないでいこう」 俺は負けると思っていた。 賞金とかどうでもよかった。 俺のレベルってなんなのだろ?? 弱いのか強いのかわからない。 とりあえず闘技場の受付へ向かった。 受付には4人すでに並んでいた。 どういうルールかもわからないけどとりあえず並ぶことにした。 一人一人説明しているのだろうか? その方がありがたい。 そして順番がきた。 「いらっしゃいませ」 「登録をしにきました」 「はい!かしこまりました。 ルールはご存じですか?」 「いえ、わかりません」 俺は素直に受付の女性の質問に答えた。 緊張しているのか少し震えているのがわかる。 「当闘技場は命の保証は一切いたしません その他、怪我なども保証はいたしません」 すんなりと怖いルールを説明してくれる女性。
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