敵討ちの女性

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身体がしんどい....... 寝てたって言っても気絶してただけだからな。 (No427 No323 Bリングへ) こういう時ってすぐ呼ばれる気がする。 しかたない。 俺は廊下をダルそうに歩いていると廊下の端で座っている男がいた。 スカイだ。 「よぉ!ずいぶん寝ていたぢゃねぇか」 「すいません、さっき起きました」 するとスカイはニヤリと笑いなから話しはじめた。 「これぢゃどっちが勝ったのかわかりゃしねぇ まさか俺が負けるとはな」 悔しかったのだろう。 「俺も勝てるとは思ってませんでした」 「そか! 次は負けねぇからな 俺に勝ったんだ 負けるなよ」 そう言ってスカイは俺の横を通り過ぎて歩いていった。 なんだ。。。いい奴ぢゃん。 少しやる気がでた。 そして俺はリンクにたどり着いたら相手はもうリンクの上にいた。 強そうには正直見えない。 俺もリンクへ上がり相手の前にたった。 ゴングと共に相手は構えた。 拳法使いなのな?? 構えが独特だった。 そして、いきなり大声を出しながら突っ込んできた。 「とりゃぁぁぁぁぁ」 スカイよりも遅い。 俺は男の拳を避け続けた。 男はやはり拳法使いなのだろう。 隙のない構えにいい攻撃だと思う。 けど....... 俺には隙だらけに見えた。 俺、レベル0だよな?? 気絶して強くなったのか?? 避けるのも飽きて相手の腹に拳をいれる。 そしたら男は大声をだして倒れた。 なんだったんだ?
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