敵討ちの女性

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後1戦すればこのリーグ優勝で他のリーグの1位のやつと戦うことになる。 今の時点で3戦して全勝で1位だからだ。 危うい試合もあったが。 次の相手は全敗のしている相手だとか....... 俺はレベルがあがってないかウキウキしながらスマホを取り出してみる。 .......。 レベル00 上がってない? スカイのような敵を倒しても駄目なのか?? レベルとは簡単には上がらないのか?? もっと簡単に上がるものだと思っていた。 俺はアナウンスを受けてリンクへ上がった。 相手を見てビックリした。 女の子?? ゴングと同時に俺に飛びかかってくるが、俺は逃げない。 彼女の拳が俺の胸元に当たる。 っがやっぱり女の子なのだろう。 攻撃が軽い ダメージがない。 「やめないか? 君は俺には勝てない」 俺は強いわけぢゃないが、わかるんだ。 負ける気がしない。 「なんで?? なめてんの??」 やはり戦うか。 「俺は強くなりたいだけで、女の子とは闘いたくない」 その言葉に怒ったのか顔色を変えて襲ってきた。 「女、女ってどいつもこいつも 絶対許さない」 俺はまずいことを言ったのだろうか。 俺は彼女の攻撃を全てかわした。 「なんで?なんでなの? なんで私は弱いの??」 怒りから変わり次は泣き出した。 俺はもう闘いたくなかったので彼女の頬にビンタした。 パシンッ!!
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