敵討ちの女性

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そういえば昨日俺の部屋に泊まったんだったな。 「ロイのぶんもあるよ」 「ありがとう」 俺は朝食を食べながら夢のことを思い出す。 あの三人が暗黒魔神。 仲間にしか見せない顔なのか笑顔で悪い人達ではなさそうだった。 「ロイ、どうしたの?緊張してるの?」 「緊張??」 夢を思い出して手が止まっていたそうだ。 それにしても緊張って?? 「今日、決勝リーグでしょ?」 「あっそっちか」 「んっ??」 「いやっなんでもない」 決勝かぁどんな相手なんだろ。 他の試合も見ておくべきだったなぁ。 「私、応援行っていい??」 「別にいいけど....... レイナ、これからどうするの??」 とりあえず昨日は泊めたけど、これからどうするつもりなのだろう。 「んっ?? ロイと一緒にいますけど??」 「えっ??」 なんで?? おかしくない?? 「えっ?ぢゃないわよ 結婚するって言ったぢゃない」 「言ってないよ」 言ってねぇよ! えっ?? いや....... 言ってねぇよ!!
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